VOL.114 アロマテラピーのより健全な発展と普及のために
コラム
1996年4月に、アロマテラピーの健全な発展と普及啓発を目的に設立されたのが、中立の非営利団体『日本アロマテラピー協会(AAJ)』。
AAJはアロマテラピーの安全な使い方の普及を図り、アロマテラピー検定などの各種資格認定制度を創設しました。
確かに今思い返せば、精油の品質も問わず、「安くてお手軽に購入できるもの」を大量に買っては、アロマポットに垂らして「なんちゃってアロマテラピー」をしていた私。
のちに「精油にもレベルがいろいろある」ことを知り、高品質なものを手にして以来「以前、アロマテラピーに使用していたものは、こんなに粗悪だったのか」とわかるようになりました。
最初の頃、私が手にしていた精油は混じり物が多くて、今思えば……ひどい臭いでした(笑)
人工的な香料が入っていたので、時間が経つにつれ、頭が痛くなったり。
こんな失敗に気づいたのは、AAJのような協会が発足されて、正しい情報が広まったからこそ、だと思います。
また2005年には『社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)』、2012年には『公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)』と名称を変更し、AAJの事業はAEAJに継承されました。
AEAJは現在、日本で唯一の公的法人として、アロマテラピーの健全な普及・啓発活動と、自然の香りのある心地よい環境(アロマ環境)作りを積極的に推進しています。
次回からはこの「アロマ環境」について、ブログを綴る予定です。お楽しみに!
※参考図書:『アロマテラピー検定1級・2級合格テキスト&問題集』(翔泳社)より。
(島みるを)
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